米国債イールドカーブ(22年2月14日分)

FRBの利上げの本格的な織り込みが進行。1年債から3年債で、0.25%×3回分の上昇となっている。10年債の上昇が小幅に留まっているので、今年の利上げは3回で打ち止めの可能性が高いと、現状、債券市場は想定。

ブルームバーグの短い記事で、「10年債利回りは6月末までに1.5%を下回る可能性があると、アセットマネジメントOneのグローバル債券運用者、竹井章氏が指摘」というものがあった。「株価下落と信用スプレッド拡大が続けばイールドカーブのフラット化が加速する可能性がある」というコメントもあり、冷静な見方だろう。

直前に、「エコノミスト」の「今年の利上げは5回、年後半のインフレ低下ペースが遅そうであれば計6回になると予想している、云々」という、短資会社の人のコメントがあったが、ポジショントークにしか見えなかった。

資産運用

Posted by マツケン